黙示録の三つ揃い大全(網羅版)ver.1
黙示録に登場する三つ揃いになっている事物をまとめました。今回はとりあえず今のところ見つけられたものをすべて網羅しました。
1黙示の伝達者(1:1)
①神
②キリスト
③御使い
注:この三者は並列ではなく、神→キリスト→御使いという順序がある。
2あかしの内容(1:2)
①神のことば
②イエス・キリストのあかし
③彼(ヨハネ)の見たすべての事
注:③は①と②を総合して言っているのかもしれない。
3神の称号の一つ(現在・過去・未来)(1:4他)
①常にいまし(現在)
②昔いまし(過去)
③後に来られる方(未来)
4黙示録の読者への恵みと平安の挨拶が三位一体の神からであること(1:4-5)
①常にいまし、昔いまし、後に来られる方から(父)
②その御座の前におられる七つの御霊から(聖霊)
③忠実な証人、死者の中から最初によみがえられた方、地上の王たちの支配者であるイエス・キリストから(子)
5イエス・キリストの称号(1:5)
①忠実な証人(証言)
②死者の名から最初によみがえられた方(復活)
③地上の王たちの支配者(支配)
6キリストが私たちを愛してどのようなことをしてくださった方であるか(1:5-6)
①その血によって私たちを罪から解き放ち(解放)
②私たちを王とし(王)
③ご自分の父である神のために祭司としてくださった(祭司)
6再臨における三段階の出来事(1:7)
①彼(キリスト)が、雲に乗って来られる(来る)
②すべての目、ことに彼を突き刺した者たちが、彼を見る(見る)
③地上の諸族はみな彼のゆえに嘆く(嘆く)
7神の称号(1:8)
①神である主
②常にいまし、昔いまし、後に来られる方
③万物の支配者
8神とキリストの自己呼称(神の分とキリストの分合わせて7回登場)(初回は1:8,最後は22:13)
①アルファであり、オメガである
②最初であり、最後である
③初めであり、終わりである
9著者ヨハネの立場、状態、場所(1:9)
①あなたがたの兄弟(立場)
②あなたがたとともにイエスにある苦難と御国と忍耐にあずかっている(状態)
③パトモスという島にいた(場所)
10著者ヨハネがイエスにあってあずかってる状態(1:9)
①苦難
②御国
③忍耐
11ヨハネが啓示を受け取る三段階(1:10-12)
①主の日に御霊に感じ
②後ろにラッパの音のような大きな声を聞いた
③語りかける声を見ようとして振り向いた
注:やや苦しいか?
12倒れたヨハネへ語りかけるイエス様の自己呼称における生きていることの強調(1:18)
①生きているものである
②私は死んだが、見よ、いつまでも生きている
③死とハデスとのかぎを持っている
13イエス様がヨハネに命じる書き記すべきこと(1:19)
①あなたの見た事
②今ある事
③この後に起こる事
14七つの教会の内、最悪と最良の評価の無い中間状態の三つの教会
①ペルガモ
②テアテラ
③サルデス
15イゼベルに関連した三つの裁き(2:22-23)
①この女を病の床に投げ込もう(女)
②この女と姦淫を行なう者たちも、~大きな患難の中に投げ込もう(女の相手)
③この女の子どもたちをも死病によって殺す(女の子ども)
16サルデスの教会に関して勝利を得る者に与えられるもの(3:5)
①白い衣を着せられる
②彼の名をいのちの書から消すようなことは決してしない
③わたしは彼の名を私の父の御前と御使いたちの前で言い表す
17フィラデルフィアの教会の箇所におけるイエス様の称号(3:7)
①聖なる方
②真実な方
③ダビデのかぎを持っている方
18フィラデルフィアの教会に関して勝利を得る者に与えられるもの(3:12)
①わたしの神の聖所の柱としよう
②彼はもはや決して外に出て行くことはない
③わたしは彼の上に~名を書き記す
19フィラデルフィアの教会の箇所で、勝利を得る者の上に書き記される名(3:12)
①わたしの神の御名
②わたしの神の都、すなわち、わたしの神のもとを出て天から下って来る新しいエルサレムの名
③わたしの新しい名
20ラオデキヤの教会の箇所におけるイエス様の称号(3:14)
①アーメンである方
②忠実で、真実な証人
③神に造られたものの根源である方
21ラオデキヤの教会の自己認識(3:17)
①富んでいる
②豊かになった
③乏しいものは何もない
22ラオデキヤの教会に勧められるイエス様から買うべきもの(3:18)
①火で精錬された金
②裸の恥を現さないために着る白い衣
③目が見えるようになるため、目に塗る目薬
23戸をあける者にイエス様がしてくださること(3:20)
①彼のところにはいって
②彼とともに食事をし
③彼もわたしとともに食事をする
24天の御座から起こったもの(4:5)
①いなずま
②声
③雷鳴
25御座の回りの四つの生き物による叫びにおける「聖なるかな」三連続(4:8)
26御座の回りの四つの生き物による叫びにおける神の称号(4:8)
①神であられる主
②万物の支配者
③昔いまし、常にいまし、後に来られる方
注:内容は1:8と同じだが、順番が異なる(②と③の順序が逆転)。また「昔いまし~」の称号は1:4,1:8では「常にいまし」で始まる。
27四つの生き物が、永遠に生き、御座に着いておられる方にささげるもの(4:9)
①栄光
②誉れ
③感謝
28二十四人の長老が御座に着いている方を礼拝するときの三要素(4:10)
①御前にひれ伏して
②永遠に生きておられる方を拝み
③自分の冠を御座の前に投げ出す
29二十四人の長老の礼拝において、神に帰されるふさわしいもの(4:11)
①栄光
②誉れ
③力
注:4:9における四つの生き物の叫びにおける要素とは③が異なる(感謝→力)
30御座に座っておられる方の右の手にある巻き物を開くことのできるものがいなかった場所(5:3)
①天
②地
③地の下
31四つの生き物と長老、多くの御使いたち、あらゆる造られたものとその中にある生き物による三段階の頌栄(5:9-13)
①四つの生き物と長老による頌栄(5:9)
②多くの御使いたちによる頌栄(5:12)
③あらゆる造られたものとその中にある生き物による頌栄(5:13)
32第三の封印が解かれて黒い馬が出てきた時に四つの生き物の間で言う一つの声の三要素(6:6)
①小麦一升は一デナリ
②大麦三升も一デナリ
③オリーブ油とぶどう酒に害を与えてはいけない
33四人の御使い地の四方の風を抑えて吹き付けないようにしている対象(7:1)
①地にも
②海にも
③どんな木にも
34白い衣を着た群衆が受けない苦しみ(7:16)
①飢えることもなく
②渇くこともなく
③太陽も、どんな炎熱も彼らを打つことはありません
35第一のラッパでの血の混じった雹と火のわざわい(8:1)
①地上の三分の一が焼け
②木の三分の一も焼け
③青草が全部焼けてしまった
36第二のラッパでの火の燃えている大きな山のようなもののわざわい(の三段階?)(8:8-9)
①海の三分の一が血となった
②海の中にいた、いのちあるものの三分の一が死に
③舟の三分の一も打ちこわされた
注:舟は漁が出来ないので自主的に打ちこわされる?=廃業の表現?
37第三のラッパでの苦よもぎと呼ばれる星のわざわいの三段階(8:10-11)
①川々の三分の一とその水源に落ちた
②川の水の三分の一は苦よもぎのようになった
③その水のために多くの人が死んだ
38第四のラッパでの天体が打たれるわざわい(三分の一の暗黒の災い)(8:12)
①太陽の三分の一
②月の三分の一
③星の三分の一
39第四のラッパの後に中点を飛びながら大声で言うわしのことば(わざわいの到来)(8:13)
①わざわいが来る
②わざわいが来る
③わざわいが来る
注:この三連続の表現は第5~7の御使いのラッパに対応している。
40第四のラッパの後の三人の御使い(三つのラッパ)はその前までと区別される(8:13)
「あと三人の御使いがラッパを吹き鳴らそうとしている」
①第五の御使い
②第六の御使い
③第七の御使い
注:聖書に登場する7区分は多くの場合4と3のまとまりに分けられる。
41第六のラッパによって解き放された四人の御使いの軍勢の馬に乗る騎兵の胸当ての色(9:18)
①火のような赤
②くすぶった青
③燃える硫黄の色
42騎兵の馬の口から出る三つの災害(9:17-18)
①火
②煙
③硫黄
43もう一人の強い御使いが誓うときに指す方としての神の呼び名における創造の領域(10:6)
①天とその中にあるもの
②地とその中にあるもの
③海とその中にあるもの
44ヨハネが杖のような測りざおではかるもの(11:1)
①神の聖所
②祭壇
③そこで礼拝している人
45ふたりの預言する証人が預言する期間に行使する力(わざわい)(11:6)
①雨が降らないように天を閉じる
②水を血に変え
③思うままに、何度でも、あらゆる災害をもって地を打つ
46二人の預言する証人が地を打つ災害の力(11:6)
①思うままに
②何度でも
③あらゆる
47二十四人の長老たちによる礼拝の中での神の称号(11:17)
①万物の支配者
②常にいまし、昔います
③神である主
注:ここでは「のちに来られる方」が無い。恐らく再臨後だからだろう。
48御怒りの日が何の時であるか(11:18)
①死者のさばかれる時
②御名を恐れかしこむ者たちに報いの与えられる時
③地を滅ぼす者どもの滅ぼされる時
49報いを与えられる、御名を恐れかしこむ者たちの三段階的表現(11:18)
あなたのしもべである…
①預言者たち
②聖徒たち
③小さい者も大きい者もすべてあなたの御名を恐れかしこむ者たち
50巨大なしるしにおける女の姿(12:1)
①太陽を着て
②月を足の下に踏み
③頭には十二の星の冠をかぶっていた
51大きな赤い竜の三つの外見的特徴(12:3)
①七つの頭
②十本の角
③七つの冠
52海からの獣の三つの外見的特徴(13:1)
①十本の角
②七つの頭
③十の冠
52海からの獣の三つの外見的特徴その2(13:2)
①ひょうに似ており
②足は熊の足のようで
③口はししの口のようであった
53竜が海からの獣に与えたもの(13:2)
①力
②位
③大きな権威
54悪の三位一体(12:3他,13:1他,13:11他)
①大きな赤い竜(悪魔、サタン、古い蛇)(真の三位一体の神に対応する)
②海からの獣(真の三位一体の聖霊に対応する)
③地からの獣(にせ預言者)(真の三位一体の子に対応する)
55ヨハネが天から聞いた声の三種類の比喩(14:2)
①大水の音のよう
②激しい雷鳴のよう
③立琴を引く人々が立琴をかき鳴らしている音のよう
56十四万四千人の人々がその前で新しい歌を歌ったところの存在(14:3)
①御座
②四つの生き物
③長老たち
57 14章における3人の御使い(14:6,14:8,14:9)
①もう一人の御使いが中天を飛ぶのを見た
②第二の、別の御使いが続いてやってきて、言った
③第三の、別の御使いも、彼らに続いてやって来て、大声で言った
58 14章における3人の御使いが告げた三つの内容(同前)
①神を恐れ、神をあがめよ。
②大バビロンは倒れた。
③獣とその像を拝み、刻印を受けた者への裁き。
59ガラスの海のほとりに立つ人々が打ち勝ったもの(15:2)
①獣
②その像
③その名を示す数字
60巻き物の封印、ラッパ、鉢(封印(5:1他),ラッパ(8:1他),鉢(16:1他)
①七つの封印
②七つのラッパ
③七つの鉢
61かえるのような汚れた霊どもが出てくる三つの口(16:13)
①竜の口
②獣の口
③にせ預言者の口
62淫婦の乗った獣の過去・現在・未来(17:8)
①昔いた(過去)
②今はいません(現在)
③やがて底知れぬ所から上ってきます(やがて現れる)(未来)
63七人の王を表す、獣の七つの頭の過去・現在・未来(17:10)
①五人はすでに倒れた(過去)
②ひとりは今おり(現在)
③ほかのひとりは、まだ来ていません(未来)
63獣の七つの頭の三つの表現(17:9)
①七つの頭
②七つの山
③七人の王
※七つの山には大淫婦が座っている
64悪の連合
①大淫婦バビロン
②七つの頭(七人の王)(八番目の獣)(獣)
③十本の角(十人の王)
※七つの頭、八番目の獣の関係についてはやや不明瞭
65淫婦・獣の連合と戦って打ち勝つ小羊とともにいる者たち(17:14)
①召された者
②選ばれた者
③忠実な者
66倒れた大バビロンの成り果てた先(18:2)
①悪霊の住まい
②あらゆる汚れた霊どもの巣くつ(牢)
③あらゆる汚れた、憎むべき鳥どもの巣くつとなった
※「鳥」とは悪霊の象徴的表現かもしれない。
67大バビロンと罪を行っていたそれぞれのカテゴリーの人々(18:3)
①すべての国々の民
②彼女と不品行を行った地上の王たち
③彼女の極度の好色によって富を得た地上の商人たち
68大バビロンの滅亡を嘆く三種類の人々(18:9~,18:11~,18:17~)
①地上の王たち
②地上の商人たち
③すべての船長、すべての船客、水夫、海で働く者たち
69大バビロンの中で見いだされた三種類の人々の血(18:24)
①預言者(たち)
②聖徒たち
③地上で殺されたすべての人々
70天の大群衆の大きい声のようなものの賛美において神に帰されるもの(19:1)
①救い
②栄光
③力
71主の即位と花嫁の婚姻の準備完了を告げる三種のもの(19:6)
①大群衆の声(のようなもの)
②大水の音(のようなもの)
③激しい雷鳴のようなもの
72 19:11-16に描写されるイエス様の三つの称号
①忠実また真実(19:11)
②神のことば(19:13)
③王の王、主の主(19:16)
73さばかれる死者を出す三つの領域(20:13)
①海
②死
③ハデス
74エルサレムの三つの呼び名
①聖なる都
②新しいエルサレム
③花嫁
75これらのことばが真実である(また信ずべきものである)という宣言(19:9,21:5,22:6)
①これは神の真実のことばです
②書きしるせ。これらのことばは、信ずべきものであり、真実である
③これらのことばは、信ずべきものであり、真実なのです
76ヨハネに黙示を示した御使いがそれらと同じであるところの三種類のしもべたる人々(22:9)
①あなた(ヨハネ)
②あなた(ヨハネ)の兄弟である預言者たち
③この書のことばを堅く守る人々
77イエス様の自己呼称された称号(22:16)
①ダビデの根
②また子孫
③輝く明けの明星